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ボート釣りあれこれ ご注意! 危ない魚たち


【危ない魚たち】
ボート釣りは楽しい遊びです。釣りものは自由、狙うポイントも自由。ボウズになっても誰にも文句は言えません(釣りは船釣りだろうがみなそうですけど)。自己責任と引き換えに楽しい自由な釣りが満喫できます。それでも事故に遭ってしまう事もありますが、事前に知っておけば防げる事故もあります。

そのひとつが「危ない魚たち」を知っておくことです。ボート釣りでよく来る危ない魚たちを参考までにご紹介します。ちなみに、毒のある魚をリリースするためには大きめのメゴチバサミは必需品です。暴れる場合は足で踏みつけて針を外すこともありますが、ウッカリ…、何てこともありますから、細心の注意を払ってリリースしましょう。

<アイゴ>

この魚は食べられますが、好き嫌いが真っ二つに分かれます。身にアンモニア臭があるので、食べるなら早目に皮を剥いでおくと良いそうですが、その背びれには毒針があります。手で掴もうものなら、最低一日は痛い思いをする羽目になります。魚の毒は大抵、蛋白毒で1晩すると体の中で分解されるようですが、個人差はあります(私はオニカサゴに刺されたことがありますが、とにかく痛かった)。

カワハギ釣りなどで群れに当たるとホイホイ釣れます。引き味は楽しませてくれますが、どうしても食べたいという方以外は、慎重に針を外してリリース。くれぐれも背びれの毒針には気を付けてください。
<ミノカサゴ>

このミノカサゴは誠に優美な姿ですが、その美しいヒレに毒針を持っています。冷たい潮は嫌うみたいですのであまり沖には出てこないようですが、たまに水温の高い時に来ます。普段は地磯や波止の根辺りで見かけます。引き味は殆どなく、ただ重いだけです。が、ホント、きれいな魚です。カサゴの仲間ですから食べられなくはないのですが、ヒラヒラしているのでどこが毒針なのか特定しにくい魚です。リリースしましょう。
<エイ>

マゴチを狙っている時に来ます。引くのも引きますが、とにかく重い。竿が満月を超えて楕円形です。大きいのが掛かったら、手間ですが竿で引き上げようとせず、できるだけドラグ使って、引けばドラグを出し、相手が止まったら巻く、というようにして上げてください。繊細なマゴチ竿を傷めないように。

で、食べる方以外はリリース。その時に尾についている毒針にご注意!サソリみたいに後ろから突くように出てきますから。実はこのエイ、ヒレの煮付けや肝など、大変に美味しいそうです。しかし、毒針のリスクを考えたら、私はリリースします。実際、このエイの被害に会うのは釣り人よりも海水浴客で、足が立つくらいの水深にもいます。それをウッカリ踏みつけてブスリ…、というのが多いそうです。
<ゴンズイ>

このゴンズイ、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ゴンズイ玉」といって丸い群になって泳いでいます。波止の近くで小さなゴンズイ玉を見かける事がありますが、大きなものになると巨大な火の玉のようになって海底を泳いでいます。背びれと胸びれに毒針を持っています。

このゴンズイに刺されると屈強な漁師も泣く、といいます。味噌汁の具にすると美味しいそうですが、リリースが無難です。刺されなくても、魚体に手を触れるとヒリヒリするらしいです。蛋白毒ですから60℃以上で煮てしまうば無毒化するようですが。ちなみに、このゴンズイはナマズの仲間で唯一、海で生息する魚と云いうことです。
<ハオコゼ>

このハオコゼ、オコゼの仲間ですから食べられるのですが、10cm程度ですので味噌汁の具ですね。背びれに強烈な毒を持っています。なかなかに可愛らしい魚などで観賞用にされることもあるそうですが、そんな酔狂な趣味の無い方はリリースしましょう。

ちなみに、このハオコゼ、知らな人が多いのか、釣り上げて素手で触ろうとしている人を何人か見かけました。近くにいれば「危ない!」と注意できるのですが、意外と痛い思いをしている人が多いのかも…。
<ウミケムシ>

このウミケムシ、ボート釣りでは比較的ポピュラーなやつではないでしょうか。魚ではないですが、キス釣りで置き竿をしている時、ヒトデと並んでよく来ます。餌に抱きついて…。ウミケムシといえども陸のそれと同じですからあのフサフサの毛には絶対に触らないように。皮膚に刺さるし、毒があるのでけっこう痛いそうです。幸い、魚と違ってバタバタ暴れないのでメゴチバサミで掴んで、海にお帰りいただきましょう。
<キタマクラ>

このキタマクラ、何といっても名前がすごい。それゆえ、猛烈な毒を持っているフグと思われているようですが、身には毒が無く、食用には一応なるらしいです。当然、フグ調理師の免許を持っていない人が料理するのは違法です。カワハギの外道で来ますが、名前の由来はやはりフグであることから、食べるとその毒で「北枕(死んだ人の頭を北に向ける)」、ということだそうですが、それならフグは全てキタマクラです。一部には無毒のフグもいますが、フグっぽい魚は即リリースです。まあ、このキタマクラ、美味しそうな魚には見えませんが…。
<ハコフグ>

その名の通り、箱のような姿です。このハコフグ、フグの仲間ですがその身や内臓には毒が無く、体の表面に毒があるそうです。しかも水溶性の毒だそうですから、生簀なんかに入れたら他の魚がアウトになるでしょう。キタマクラ同様、カワハギの外道で来ます。当然、フグですから食べようとすれば調理免許が必要ですけど、どうも一部で素人料理が行われているようです。自己責任などという言葉は意味がありません。フグは即刻リリースです。美味しいらしいですから、食べたい人はちゃんと免許のあるお店で食べましょう。
<ダイナンウミヘビ> 

名前は蛇ですが魚類です。俗にいうウミヘビは爬虫綱有鱗目コブラ科のれっきとした爬虫類ですがこちらはウナギ目ウミヘビ科。ウミヘビにも2種類あります。アナゴのように砂泥地に生息しています。このダイナンウミヘビのダイナンは大難と書くそうです。新明解国語辞典によれば「大きな災難」で、そのマンマですが、毒は持っていませんけど鋭い歯を持っています。釣り上げてもよく顔を見て(尖っていますから。背びれも黒くないです)、けっしてアナゴと間違って手で掴むようなことはしないでください。暴れますから、噛まれます。ハリスを海に捨てるようで気は引けますが、ハリスを切ってリリースしましょう。遊びで怪我をしては何にもなりませんから。ちなみに、これを白焼きで食べた人がいるそうですが、美味しくないそうです。
<ウツボ>

上記のダイナンウミヘビより遭遇する確率は低いと思いますが、ウツボも危ない魚です。毒はありませんがやはり鋭い歯を持っており、巻きついてくる力もかなり強い。船釣りなどでは根を狙う時に来たりします。私も根魚釣りでウツボをかけましたが、40cm程度。しかし、鋭い歯を持っています。岩礁の上ではなく穴の中にいるようですのでボート釣りでも高根を狙う時は来るかもしれません。よく足の無いタコがいますが、私はこのウツボにやられるのだと思います。タコはウツボの好物だそうですから。ウツボは食べられるそうですが、食欲のわく姿でないので、やはり、ダイナンウミヘビのように安全にリリースしましょう。
<ヒョウモンダコ> ※番外:これは釣った事、ありません。釣りたくない…。

このタコ、大きさは15cm位ですけど、危ない魚としてはトップクラスでしょう。なにせ噛まれると、命に係わります。海の生物で人の命に係わる毒を「攻撃的」にもっているのはこのヒョウモンダコとイモガイの仲間でしょうね。イモガイは見た目は普通の巻貝ですが、その口(吻)から吹き矢のように毒針を吐きます。これも刺されたら命に係わります。イモガイは亜熱帯の海に生息するので、こちらではお目にかからないでしょうが、このヒョウモンダコは亜熱帯から黒潮に流されて関東付近にまで来ているそうです。興奮すると、鮮やかな黄色に豹のようなブルーの蛍光色の紋が浮かび上がります。万が一、船釣りやボート釣りで出会っても、絶対に触らないように。
以上、これまでのボート釣りで出会ってきた(釣ってしまった)危ない魚を参考までにご紹介しましたが、これ以外にも危ない魚がいますから、くれぐれも用心してください。いろいろな魚が釣れるのもボート釣りの楽しみなのですが、遊びで痛い思いをするのは避けたいものです。安全に、楽しく海の上の一日を過ごしましょう。

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