ボート釣りを始めよう!

「キス&マゴチ」釣行記2012年4月14日~


2012年4月14日(土曜日)
館山自動車道の富浦インターを降りて、今年初めてのボート釣りに気持ちはハッピー。釣りは釣っているときも楽しいですけど、この、釣りに向かう早朝がまた楽しいのです。道はガラガラ。時間はボートの出る午前6時より1時間早い午前5時。辺りはまだ薄暗いですが、冬のように真っ暗ではありません。その日に釣れる(予定の)お魚たちが頭の中を泳いでいます。途中の自動車道では各所にある吹き流しがダラン。ボートの大敵、風は無し!いつもの道をいつものように曲がって、多田良海岸へ。

で、目に入ってきたのは、何となく怪しい海の様子。波はそれほどでもなく、少々風が吹いているだけなのですが、いやな予感が漂います。ボート受付(ホント、テント、というかテントの骨組みのような受付です)に船長(ボート屋さんでも曳舟でいつも海上にいるから船長なのです)が海を見ています。近くによって挨拶すると、何となく渋い表情。まさか…!数時間後には北風の強風が来る予想。対岸にうっすらと見える三浦半島の下浦方面を見やると、ウネリっぽい海況が見えるような…。

ハイ、6時半まで待って「出船中止」決定!待っていた釣り客、ソソクサと帰り支度。そうなんです、ボート釣りにはこれがあるんですよ。陸と海の天気は違います。

しかし、客の命を預かる船長の判断。富浦の海を知り尽くしています。だから、安心していられるわけです。まあ、ガックリ来ないと言えばウソになりますが、早朝ドライブ…、と気分を変えて、寄り道しながら家路へ。
私の今年のボート釣りが、まあ、始まりました。大原でのフグのシーズンも今月で終わり。「来週はフグでも行ってみるか」と。

■本日の釣果:当然、獲物はありません。

2012年4月21日(土曜日)
翌週にフグの予約を大原に入れて館山自動車道を一路富浦へ。どうしてもボート釣りをやりたくて、フグはシーズンのラストにかけて、またやってきました。陸の天気は快晴無風!しかし…、海を見るまでは分からないのです。

で、その日の富浦湾は凪ーーーーーーーー!

船長はもう餌を調達に行っています。浜には赤い旗の立てられたボートが次々に準備されていきます。赤い旗は、何かあった時にこれを振って海上を巡回している船長の船に知らせます。

ボート出船いよいよ出船!ボートがつながれて船長の船に曳かれて行きます。いつも思うのですが、この姿、カルガモの親子みたい。富浦のボート屋さんはみな曳舟サービス付です。湾が遠浅でポイントが遠く、漕いで行くとそれだけで疲労困憊。免許不要の2馬力エンジン付ボートは自分で沖に向かって走って行きます。風がなければけっこう速い。

私、この曳舟で沖に出るのが好きなんですよ。お勧めです。船釣りの出船のような豪快さと違ってノンビリ、爽やか。

ポイントにつくとボートをつないでいたロープが離され、みなチリジリにボート同士の間隔が安全なところまで離れるまでエッチラオッチラ漕いで行きます。私はいつものお気に入りのポイントへ。早速キス仕掛けを投入。家人はキスが本命ですが、私にとってはマゴチ釣りの餌確保。私の本命はマゴチです。最初にキスを上げたのは家人。マゴチの餌にちょうど良いサイズ。よし、よくやったとそのキスを取り上げ、マゴチ仕掛けを投入。家人はキスが好物なので、餌にされるより食べたいのでしょう。恨めしそうな顔。

いやあ、その日はまだ水温も低く、ヒイラギ風呂のような富浦湾でした。キス仕掛けを投入するたびに、ホイ、ヒイラギ、ハイ、ヒイラギ、今度は一荷でヒイラギ、時々キス…。まあ、これはこれで面白いのですが、キス仕掛けが沈み込む前にヒイラギにやられます。最後、キスに抱きついてきたイカをタモで掬ってゲット!多分スミイカだと思いますが、船中にブワッとやられました。
ヒイラギ
マゴチは最後の勝負をかけて沖へ行ったのですが、不発。

楽しい一日が終わりました。余談ですが、キスにイカが抱きついてきた時、一度離されても、餌のキスがついている限り、何度でもその餌を海に入れてください。イカは食い意地がはっているので、餌のキスの身がついている限り、すぐにまた抱きついてきます。諦めずにしつこく狙ってください。

■本日の釣果:家人と二人で、キス、最大20cmで33匹。スミイカ(多分)胴長20cm弱が1パイ。

2012年5月12日(土曜日)
湾の海況を一目見て、船長に挨拶。「じゃあ、また来ます」。船長、申し訳なさそうな顔。夜半に突然風が強くなった様子。

ハイ、今季、私にとって2度目の出船中止です。楽しい遊びの代償のようなものです。

そもそも、私のボート釣りは出船中止から始まりましたから。ただし、確かに風に弱いのがボート釣りの弱点ですが、去年と今年は確かに海が悪すぎます。こんなに風が収まらないなんて。まさかとは思いますが、震災の影響…。

■本日の釣果:近くの波止でチョイ投げをやりましたが、ボウズ…。獲物、無し。

2012年5月26日(土曜日)
ボート釣りは海を見て、初めて始まる釣りと言っても過言ではありません。しかし、その日は好天であることにほぼ絶対の自信がありました。ボート釣りを始めるようになってから、かなり天気予報には敏感になりました。船釣りですと多少、雨が降ろうが波が高かろうが風が吹こうが、あまり気にしません。外房辺りでは凪などというものはハナから期待していませんから。しかしボート釣りに関してはこれまでの10倍は天気予報サイトを片っ端からチェックしています。これで海が荒れていたら、この世に神様はいない。日本列島は太平洋側からの高気圧にスッポリと覆われて、夏の天気図を見るような予報。

車から湾が見えてきたとき、そこには鏡面止水とでも言いたくなるような海が!これまで富浦湾に通って、一番の海況の良さです。お客さんも多く、出船準備のボートが浜辺にズラリ。もう即支度に入りました。

しかし、なんですが、私、こういう好い日並で好い釣りに意外と縁がないのです。一抹の不安を心の隅に追いやりながら、さあ曳舟からボートが放たれ、釣り開始。まずは第一投!私の場合はまず、マゴチ用の餌を確保しなければなりません。即、アタリ!小気味よく竿先が叩かれます。で、ヒイラギの一荷…。また、ヒイラギ、また、ヒイラギ。

ヒイラギボートを移動させて釣り再開。で、またヒイラギ、ヒイラギ、ヒイラギ…。ええ加減にせんか!ヒイラギじゃマゴチの餌にならん!また前回に続いて今日もヒイラギ風呂の富浦湾…。前半はもう、今日はヒイラギ釣りだと開き直って遊んでいると、家人の竿にやっと中型のキスが!「おお、でかした!」と、いつも通り取り上げて、マゴチの餌に。家人は食べたいのでしょう。恨めしそうな顔に見えます。細かい事は気にしない!これがマゴチに変われば、我が家の食卓もゴージャス!

とそれはいいのですが、それにしてもなかなかキスが来ません。マゴチも来ません。やはり、私の不安は的中か…。

日も高くなり、まさに夏の暑さです。その日は、あまり移動をしない私も、あちこちへボートを漕いで探りました。何度目かの移動で腕と腰がだるい。もう、ここでやろうと決めてポイントを固定。来ました。20cmのキス。また来ました、やや小ぶりのキス。釣れ始めました。どうも、うまくキスの棲家(?)を探し当てたようです。

ヒイラギだけならバケツ1杯くらいは釣ったでしょうか。残り2時間くらいからキスが当たり始めました。ヒイラギも疲れてどこかへ行ったのか、キスの仕掛けが着水から底まで落ちて行きます。同じラインへ仕掛けを投げ、ポイントを探って行きます。ヨブ(砂地のくぼみ)のような感じです。キスの数が伸びていきます。家人はあまり距離を投げられませんが、それでもポツリポツリと拾い釣り。竿が途中で重くなります、すわ!キスにマゴチが喰ってきたかと喜びましたが、ワニゴチでした。
もうそろそろ仕舞の時間です。マゴチ竿の方を見やりますが、反応無し…。今日はマゴチは無しか…、と思いながらキスのアタリにリールを巻いているとウネッとした少々強い引き。オッ、デカキスかと思い、慎重に巻き上げます。けっこう重い。

それもそのはず、マゴチでした。しかし、水面のヒトノシでバラしてしまいました。30cm弱の小型ですが…。油断です。早めにタモ網を手元に引き寄せておけばよかったのですが。なまじ姿を見てしまったので、悔しい…。バラしは釣りにつきもの、とは言え悔しい。家人には「まあ、30cmあるかないかだったな」と平静を装いますが、悔しい…。キス釣りの獲物にマゴチが喰ってくることもありますので引きが急に強くなったら、迷わずタモ網の準備を…。しつこいけど、悔しい…。

ちなみに、釣りに熱中して、獲物の写真を撮るのすっかり悪れていました。せっかくデジカメ買ったのに…。

■本日の釣果:キス最大22cmで、42匹。ワニゴチ2匹。型の良いメゴチ1匹。

2012年6月2日(土曜日)
2週続けてのボート釣行。全開バラしたマゴチを取り返そうと、やる気満々!天気も良く、波も穏やか。
今日もヒイラギの洗礼から。もう慣れました、ハイ…。朝からヒイラギ風呂。前半戦はこれで準備運動と割り切ってヒイラギの入れ食い状態を堪能します。しかし、餌のジャリメの半分はいつもこいつに食べられてしまいます。肉厚なのが来たら食べてやろう(ヒイラギは煮付けると美味しい)! いやいや、今日はマゴチを取り返しに来たのです。何とか早く餌のピンギスを釣らねば。30分ほどして家人の竿にキスが来ました。いつもの通り即取り上げてマゴチの餌に。しかし、何故かいつも最初のキスは家人が釣り上げます。私にとってはありがたい餌調達係りです。

マゴチ竿今日はヒイラギの勢いがなかなか衰えません。ヒイラギ、ヒイラギ、キス、ヒイラギ、キス…、といったペースが続きます。餌となるピンギス、いざとなれば使う予備餌のイトヒキハゼも十分確保。今日は何としてもマゴチGET!私の目はマゴチ竿の先端に集中。ちなみにマゴチ竿は穂先の敏感さが命です。小さなアタリ、不自然な竿先の反応を明確に伝えてくれる私のマゴチ竿。2.7mで、その敏感で柔らかな穂先と強い胴。もう私のマゴチ釣り(魚餌)には無くてはならない竿です。リョービの古い竿で「海波」と言いますが、たまたま手に入れたもので、他で見かけたことはありません。よほど売れなかったのか(リョービさん、ゴメン!)。

そのマゴチ竿の穂先に不自然な動きが…。オッ…!波の揺れと穂先の揺れが同期していないのです。しかし、待てど待てど引き込みがない…。居食いのままか…。ソッと竿を手にして、かすかに聞きあげると、竿先に感じる重み!これはもう博打です。合わせを入れてみました。竿が満月!そこから海中まで竿が引き込まれました。何だこりゃ!

最初はまたエイか、と思いましたが、首を振るような強い引き。「大チヌか!」とも思いましたが、とにかく竿が折れるかと思うくらいの引き!幸い下は砂地で根がないので、ドラグでやり取り!激しく竿が叩かれます。ビッグファイト!

ハイ、やっぱりエイでした。しかも、大座布団…。「よう、相変わらず元気じゃねえか」のご挨拶。尻尾に気を付けてリリース。しばらく腕がパンパン。エイは途中、重いだけの状態になるのに、アヤツは間断無く竿を叩いてきました。そういう、ファイト一発!タイプの個体もいると言う事ですね。
そのマゴチ竿の穂先がまた不自然なうごき。今度は軽く引き込んできましたが、竿を手にして待ってもそれ以上は何もなし、またエイか…と、適当に合わせるとまた竿は満月!今回はウネウネした引き!これはマゴチであることを確信しました。

ハイ、タモの中で暴れる生物をマジマジと見て言葉の無い私…。そこにいたのは63cm(後測定)の大アナゴ…。缶ビールくらいの太さ。富浦湾では珍しくないそうです(写真撮るの忘れました…)。
キス
今回、マゴチとは出会えず…。それなりのファイトは楽しめましたが。

帰宅して大アナゴ料理。白焼きに天ぷら…。はっきり言って、大味でした。小さい方が美味しい…。しかし、キスという魚は美しい。まさにパールピンクの女王…。それに、美味しいし。

■本日の釣果:キス最大20cmで、40匹。大アナゴ1匹。

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