ボート釣りを始めよう!

ボート釣りあれこれ レンタルか マイボートか


<ご注意>
2014年3月時点で、ボート料金値上げの動きが出ました。私がいつも行く内房の富浦湾では曳舟の手漕ぎボートが4500円、2馬力エンジン付ボートが8000円です。本ページでのシミュレーションにそれほど影響はしない額であると思いますが、念のためお知らせします。文中の金額は今のものに替えてあります。

※本サイトは湖沼でのボートは対象にしていません。あくまでも海釣りのレンタルボートが対象です。

手漕ぎボート【ボート釣りのコストパフォーマンスについて】
本サイトは「手漕ぎボート」での釣りをテーマに開始しました。しかし、ある程度の釣行を重ねると、マイボートに興味が出てきます。また、免許不要の「2馬力エンジンボート」の出現はインパクトがありました。しかし、決して安い買い物にはなりませんし、何といっても「安全」という経験値を自分で蓄積するには相当の時間がかかります。

とはいえ、興味が湧いてしまうのも遊び故の事です。ここで、「手漕ぎボー2馬力ボートト」と「2馬力ボート」に分けて、レンタルとマイボートのコストパフォーマンス、およびメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

※免許が必要な、本格的ボートに関してはキリがない話になりますので、ここでは対象にしません。免許取得費用、船体、エンジン、係留費、船検費用等々、かけようと思えばいくらでもコストがかかりますし、私がボート釣りに魅力を感じるのは手軽さですから、マッチョな釣りものをやるなら外房辺りで船釣りをやります。あくまでも約3mのボートの世界で考えてみます。

【手漕ぎボートについて】
レンタルで必要なのは以下の費用。
(1)ボート店までの交通費、(2)車のガソリン代、(3)ボートレンタル費用、(4)餌代等が主な所ですが、タックル等は省き、(1)と(2)と(3)はいずれにしても必要となりますので比較の対象になりません。まあ、レジャー一般には必ず必要な経費ですから。
 
レンタルボートは曳舟代の500円を入れれば、一回、ほぼ4,500円が相場です。自力で岸から漕ぐなら4,000円が相場でしょう。これで、シーズン中(3月から11月)に10回行ったとしますと、4,500円×10回の45,000円が費用として掛かります。曳き舟無しだと4,000円×10回で40,000円。船釣りだと釣りものにも拠りますけど、3回~4回乗船する程度の費用と同じくらいです。

マイボートで必要なのは、当然ボート本体。ボートにもいろいろなタイプがあります。右の画像にあるように、空気を入れて膨らませる、ゴムボートタイプ。軽量素材でできている樹脂性タイプ。価格的にはゴムボートタイプのものが種類も多くコストパフォーマンスも高い。運ぶのも楽です。軽量素材タイプは短いと言えども2m以上はありますから車の中には入りません。屋根に乗せて運ぶしかありません。

その際、「昇降補助装置」やルーフキャリアが必要になる場合がある事も忘れてはいけません。人力オンリーでも何とかなるでしょうが。かなり軽量のボートならまだしも、通常のボートですと結構重量もあり(20kg~30kg以上)、最近の車の中には屋根の強度がそれほど強くないものもありますから(ルーフに重量物を積むことを想定していない)悩ましい所です。
ゴムボートでもそれなりのものは4万円から5万円、樹脂製なら中古でも10万円程度からということになります。それに加えて樹脂製のものなら更にルーフキャリアや、タイイングベルト等でコストが掛かります。

本格的な、ボート店さんが所有しているようなFRP製のボートですと20万円から30万円以上はします。手漕ぎに関してはちょっと価格的なメリットが薄いですね。しかも保管と船のメンテナンス(洗浄等)でスペースが必要になります。マンション派の人には少々厳しいです。

ゴムボートであれば年間のボート釣行費用で何とかなりそうです。レンタルと、マイボートのメリット、デメリットを比較してみます。

<手漕ぎレンタルボート>
⇒メリット
すべてボート店さんがやってくれます。出船して釣りを楽しむだけ。安全に関しても船長の経験則に任せておけば大丈夫。お店からライフジャケットを借りられる。

⇒デメリット
予約が必要。予約が取れなければ釣りが楽しめません。出船時間が決まっていますので朝が早い。

<手漕ぎマイボート(ゴムボート)>
⇒メリット
予約が不要。自分の好きな時間に出船できます。朝早く起きて、という必要はありません。持ち運びも、畳んで車でOK。マンションでも仕舞っておくことが可能。

⇒デメリット
出船に関する安全の判断は自己責任。ボートの準備、使用後のメンテナンスに手間がかかる。洗浄のためのスペースが必要。

多少の手間を惜しまないということであれば、手漕ぎゴムボートでのマイボートはそれなりに魅力的です。ただ、ボート自体がコスト的に安いとはいえ、乗っていればもっといいものが欲しくなってくる可能性もあります。釣りだけでなく、海水浴など海辺での遊び全般に使うのであれば検討する価値はあるでしょうね。海に浮かんでいるだけでも楽しいですから。

【2馬力エンジンボートに関して】
比較に関しては「手漕ぎ」の場合と同じで、まず費用の比較になります。同様に計算すれば2馬力エンジンボートのレンタル相場は8,000円(曳舟サービスはもともとありません)、これを年間10回利用すれば80,00円×10回で80,000円。上記の手漕ぎボートにあるゴムボートと軽量ボートは2馬力エンジンを装着できるタイプのようです。船尾にモーターマウントが付いていますから。これなら、コストパフォーマンスもよさそうに思えますが、ここでは当然「2馬力エンジン」が必要となり、そのコストが追加で発生します。
ちなみに「ゴムボート+2馬力エンジン」の組み合わせですが、ハッキリ言って「遅い」です。理由は、ゴムボートでは構造上、波を切るための「キール(船首から船底への鋭角な)」構造が作りにくいためです。上記のゴムボートはそのキール構造を一応船底に持っているようですが、FRPのボートのようには行きません。実際、海の上で走っている2馬力エンジン付きゴムボートの速度は、目で見てハッキリわかるくらいに遅い。

波が切れないのと、同様の形状的な理由で風にも弱いからです。中には双胴式の構造で波の抵抗を軽減させるタイプ(これはけっこう速い)のものがありますが、やはり少々お高いですね。ちょっと移動したい時の2馬力エンジンは補助動力程度に考えた方が良いと思います。

※多くの方には無関係な事だと思いますが、2馬力エンジンを「改造」してパワーアップしている人がいますが、これは明らかに違法です。
 
 やはり2馬力エンジンのパフォーマンスを十分に活かすのであれば、少々お高いですが15万円以上は覚悟して中古でもいいですからFRPのキール構造を持った船体を購入されるのがよろしいと思います。エンジンのメリットであるスピードを活かせないからです(楽というメリットもありますが)。さらに2馬力エンジンのコストが必要になってきますから、中古で探したと2馬力ボートエンジン スタンドしても「2馬力エンジンマイボート」は20万円から30万円の買い物になってしまいます。ちなみに2馬力エンジンですが、私は軽量優先で2ストロークエンジンが主流だと思っていたら、4ストロークエンジンが主流だそうです。やはり、燃費の問題でしょうか。

ちなみに、2馬力エンジンを所有した場合、ボートと同じようにその家での置き場所や移動の際の問題があります。また、使用後の「脱塩」、つまりプロペラ部分や、水冷のものはその中の潮を真水で流さなくてはなりませんが、右の画像のようなスタンドを利用している場合が多いようです。あれば便利ですね。プロペラ部分に真水を入れたバケツを置いて、その真水の中でエンジンを稼働させれば脱塩作業も楽ですし、保管も楽でしょう。これは、ボート店さんの手作りのスタンドです。

ここで、手漕ぎボート同様、2馬力エンジンボートでのレンタルとマイボートとのメリット、デメリットを比較してみます。ただし、前述の手漕ぎボートのメリット、デメリットはここでも共通ですので、それは省いて整理してみます。

<2馬力レンタルボート>
⇒メリット
1回に付き8,000円払えば、それだけ。手間いらずで2馬力エンジンの機動力を活かした釣りが楽しめます。ガソリン代も込み。

⇒デメリット
2馬力エンジンボートをレンタルしてくれるボート店さんはまだ少ないので(これからは増えると思います)、予約の競争率が高い。早目に予約しておかないと、すぐに終了となります。なかなか予約が取れない。

<2馬力マイボート>
⇒メリット
いつでもどこでも思い立った時に自由にエンジン付ボートの機動力を活かした釣りが楽しめます。特に、ルアーマン。

⇒デメリット
購入費用が高い。レンタルの場合に比べ、元を取るのに2年以上はかかる。また、保管場所が必要なので、マンション住まいの方には場所の確保が必要。エンジンのメンテナンスにもけっこう手間がかかる(脱塩)。

2馬力エンジンの場合、マイボートのメリットは少ないように思えます。しかし、手漕ぎに比べ、2馬力エンジンボートのユーザーは釣りに対する「次元」「指向」が違うように思います。つまり、釣りそのものが違うのです。手漕ぎでノンビリとキスを狙って、という人に2馬力エンジンボートは必要ありません。湾の中を様々なポイントを探って行く機動力は、ルアーマンに最適です。

ですから、この2馬力エンジンボートに関してはコストパフォーマンスの単純比較は難しい。「手漕ぎボート」と「2馬力エンジンボート」ではそもそも釣りが違います。自分のやりたい釣りに2馬力エンジンが必要で、それをいつでも楽しみたいという方には、コストがかかろうとも、検討する価値はあると思います。

後出しジャンケンのような意見で恐縮なのですが、このページはあくまで参考ページで、ここで「レンタル」か「マイボート」かを意思決定できるものではないと思います。ただ、以前にはなかった「免許不要のエンジン付ボート」がかなり身近な存在になったのは事実で、それを自分の釣りスタイルにどう反映させていくかは検討する価値のある事だと考えます。

いくつか2馬力エンジンボートに関する製品情報は調べてみましたが、まだまだこれからいろいろな製品が出てくると思いますし、各メーカーもこの分野に力を入れて来ると思います。釣りにまた新しい「楽しみ方の形」が生まれてくるのかもしれません。

このページがそのためのささやかな参考にでもなれば嬉しく思います。

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★ボート釣りあれこれ 免許不要の2馬力ボート
★ボート釣り ボートで狙う季節の釣りもの
★ボート釣りあれこれ ご注意! 危ない魚たち
★ボート釣りあれこれ ボート出船の見極め(基準)
★ボート釣りを始めるなら

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