「キス&マゴチ」釣行記2016年9月25日~
2016年9月25日(日曜日)
長く家庭の事情で、ボート釣りはもとより、船釣りにも行っていませんでした。何とこれが今年初めての釣行となります。最後の釣行から約1年ぶり…。9月の長雨が一区切りついて、やっと船が出られそうな日並みに! とにかく、釣りに行きたいの一心で、まずボート釣りから。勢い勇んで予約の電話をすると、日曜日ながらまだ空いていました。早速予約! しかし、船長からいきなり冷や水を浴びせかけられます。「でも、釣れないよ…」。この船長、商売っ気がないというわけではないのですが、正直です。「釣れない」なんて、それは内心分かっているのです。この長雨で海がどうなっているかなんて…。なんせ、9月に入ってこの地区で陽が照ったのは2日程度…。あとはまるで梅雨のような日々。猫が外で遊べなくて、イライラ(元が野良なので、外に出たがる)。トーちゃんもこの長雨にイライラ…。
雨が続くと海は当然水温が下がり、台風だとそれがかき回されて、お決まりの「底荒れ」が起きます。また、川からも真水と泥が流れ込み、海の状態は最悪に…。こうなるとお魚さんはおとなしく身を潜めて、エサを追ってはくれません。つまり「釣れない」のです。これはどうしようもないことなので、対抗策は、そんな時期には釣りを諦めることです。鹿島辺りのヒラメで有名な船の船長は、前日に大雨が降ると「川からこんなに真水が入っちゃ、明日はダメだ」と、お客に連絡をよこします。当然お客も釣行を諦めます。もちろん、そんな日でも釣れることはありますから絶対ではないですけど、まあ、経験から言って、まず釣れません。
しかし、釣れる釣れないではないのです。とにかく、海に釣り糸を垂れたいのです。釣りがしたいのです! 9月の末にやっと来た穏やかな天気に、もう辛抱たまりません。


2時間…。チャーリーの一発芸以外、何の当りもないので、さすがにボートを移動します。しかし、釣れない理由が分かるが故に、移動しようにも、沖か浅場か、岸寄りか根か、移動の根拠が見つかりません。湾全体が静かになっているのです。とりあえず気分転換程度に移動…。


キスは不調(マゴチも)ですが、とりあえずの獲物に救われたような思い。白焼きか天ぷらで美味しくいただきます。今日は「釣りをした」ということで良しとしましょう。これほど無反応な海ではいかんともしがたし。これも仕方ありませんが、釣り。ちなみに、他の人も同じような釣果…(初心者の方でボの字が…)、のようです。底荒れが収まるには1週間くらいかかるでしょう。月が変わって水温がもう少し下がればカワハギも狙えます。「釣りは釣果が全てでは無し」と自分に言い聞かせて帰路につきました。今度は大漁…、の思いがムクッっと…。
■本日の釣果:キス4匹、アナゴ1匹…。ウッ…、こんな日もある…。
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